彷徨い女の息抜き日記

備忘録。自分の中に浮かんだこと、ポツポツと。Yahoo!ブログ終了に伴い、お引越し。

吐き出すこと

話すこと、聴くこと。

 

前日は眠れず。

明け方、「もしかしたら、体が動かずドタキャンかも…」と心配になったが、

体が自然と動いた。支度をした。

感覚生活。久々。

 

あっという間に、心地よい時間は過ぎた。

 

家路は、清々しい気持ちと心地よい眠気。

 

漢方も、眠剤もなく。

泣き疲れて、思考停止で寝るのでもない。

眠くなって、寝ることができたのはいつぶりだろうか。

 

ま。深夜にびえびえ泣くのは変わらずでしたが。

生きるの疲れた。

 

視野が広がった。よかった。

母の死んだ日

朝、駅に向かう坂道。

「葬式には出ない。お金は出す。あいつに会うつもりはない。親の葬式に出ないことを叱るなら、親の葬式に出ないような子どもに育てた自分を責めろよ」

と、父が死んだら、そう母に伝えよう、と考えていた。

 

その日、母が死んだ。

 

あいつとは、兄のことだ。

私は小学生〜あいつが家を出て行くまで、

あいつから、舌打ちや死ねなど、精神的苦痛を日常的に受けていた。

 

母に助けを求めたが、「お兄ちゃんに聞いたけど、そんなことしてないって言ってたよ」。

 

「チクってんじゃねーよ」と、ますます陰湿になった。殺されると本気で思っていた。私が音を出す度、舌打ち。すれ違う度、「死ね」。

自室で音を出すと、壁を蹴られる。自主的に口にガムテープを貼って寝た。

 

家族で食卓を囲むことも苦痛だった。「お兄ちゃんと一緒に食べるの嫌だ」と母に言った。

「そんなこと言わないの」で終わった。

死にたくなった。

 

いつだったか、一人で夕食を食べている時、兄が帰宅した。

私は震え出し、泣き出し、自室に駆け込んだ。

ヒステリック。限界だった。

 

そこから、私は、家族の食卓という、地獄の空間から解放された。

 

今でも誰かと食事を一緒に取ることへの抵抗が半端ない。黙食、万歳。

 

先に母が死ぬのは想定外。

いや、もしかしたら、母が先かな、と思っていたかもしれない。

あいつの結婚式、本当は出たくなかった。そのことを母に伝えたが、「そんなこと言わないの」と叱られ、死にたくなった。

 

会場で両親並ばせ、遺影にしようと写真を撮った。

母が左で、父が右。

これだと母が先に逝く感じだな、と薄っすら頭に浮かんだのを覚えている。

実際にこの写真が遺影になった。

 

母が死んだと、職場で父から連絡を受けた。

泣きながら、引き継ぎ書類を作成して、実家へ。

 

あいつと20年以上ぶりに、まともに言葉を交わした。

目の前の、母の死、と言っても遺体もない状況。何が何だか分からず、事実確認など情報共有をした、と思う。

 

初めて甥、姪にも会った。それなりに仲良く振る舞えたかと思う。

 

でも正直、人一人死んだくらいで、精算できる心の傷じゃない。

 

家族ごっこが、辛い。

父の面倒も、見たくない。

甥や姪に、私が兄から受けたことと同じことをしてやりたいと思う。でも、悲嘆にエネルギー取られ過ぎて、そんな気力すら無い。

 

歯車狂ったまま、体裁整えるの、辛い。

まともに仕事も行けない、精神科で眠剤処方してもらっても、寝れない。

 

この状況を父にも、兄にも伝えてない。

助けを求めても、救われないシステムだから。

助けを求めても、死にたくなるだけだから。

 

こういう家族背景もあり、私のグリーフは、辛くなっているのでは?と思っている。

 

グリーフケアの一環で、書くのがよい、とあったので、実践してみた。

 

グリーフ

仕事をサボった。

クリスマスに来た。記念日反応。

あの、温かい日は、もう来ないのだ。

 

何もやる気が出ない。

 

母に謝る気はないけど、

「誕生日を祝うのはもう止めて。

自分の人生をトータルで振り返って、

生まれて良かったって思えないから。

祝われると、死にたくなる。」

そう言ったのが、思い出される。

 

ピアスは開けるな。幼少期に言われていた。

30を過ぎてピアスを開け、母からなんか逃れられた気がした。

ピアスを開けた翌年、母は死んだ。

 

もっと話したかった。

ゲラゲラ笑いたかった。

 

突然死ぬなんて、

思ってなかったよ。

 

なんでなんでなんで。

まだ、信じられない。

 

いつになったら、この不調から抜けるのだろうか?

クロノタイプ

朝起きれないのは、貧血のせい。

鉄剤続けてても改善せず。
なら、怠けのせい?とか。体内時計が狂ってる?とか。

色々調べてるうちに発見。クロノタイプ。


クロノタイプ診断を複数試してみる。

すべて、オオカミタイプ。

 

眠剤で無理くり寝てたけど、なんか間違ってるのかも。

 

音大時代、自宅と学校は30分の距離。

1限始業9:10。8:30に家を出ればOK。起床も7:30〜8:00。21:30まで研究室。帰宅22:00頃。

 

現在、通勤1時間半。

始業8:30。7:00に家出る。早朝は全く頭働かず、準備にやたら時間かかる。起きる時間決められない。無茶苦茶アラーム頻回。すべて止めて寝る。朝起きられず、午後出勤。非常勤にしてもらった。

 

朝起きられない自分を責めまくった。寝よう寝ようと眠剤飲んでも寝れない。"普通"ができない。

でも、今回クロノタイプ診断で、ちょっと楽になった。音大時代、ちゃんと出来てたのは、自分のタイプに合っていたからだと気付いた。

 

無理せず、生きたい。

未来へ

Kiroroの「未来へ」。

母が亡くなり、記念日反応時のテーマソング?だった。


この曲に取り憑かれた感じになり、

演奏しても、泣いてしまう。

涙を流しながら、「ごめんね、ごめんね、」と思いながら弾いていた。


仕事にも行けず。

グリーフワークの渦中とは、こんなものかと、諦め、閉じこもっていた。


しかし、今しがた「あれ?なんか軽くなったか?」のと感覚を覚える。

ピアノの前に座る。「未来へ」を弾き始める。

何ともない。というか、下手か!というくらい弾けない。

泣いてた時は、あれ程スラスラ、情緒たっぷりに弾けていたというのに!


今は、楽譜を見ながら、普通にいい曲、程度。涙も出ない。

笑けてきたよ。何だったんだよ、あの辛い時期は!

仮病疑われるわ!


グリーフワーク、一段階クリアできたようです。


次はどんな試練が待っていることやら。

楽しみです。

渦中はめっさ辛くて死にたくなるけどな!